先週の日曜日にエッシャー展が閉幕した。
地震の影響で途中からエッシャーの作品の一部のみの公開となった。
これは残念でしたが授かったものも大きな展覧会だった。
この前後で作品はかなり進化した。
最近はエッシャーのだまし絵に触発されて色彩を使った錯視を狙ってみた。
錯視までには至らないが立体感が増した。
展覧会初日のアーティストトークで初めて自身の原体験 りろりろりろ について公の前で触れた事でその赤いそれを作品に反映させたくなったのも色彩を入れたくなった理由。
カオスという予測不能な数理を素材にしています。
その素材の制限とのせめぎ合いで作るので結果が出るのに時間がかかる。
コンピュータによる美術とは思えない職人作業。
これには色彩はまだ反映されてませんが最新の平面作品集を公開しました。
https://youtu.be/eYRcMR-wZa8
宇宙の音楽的な性質を数理を通じて視覚 聴覚 触覚で感じさせる美術。多次元のリフレインで言葉の無い懐かしい世界へ誘います。宇宙はリフレイン構造でそれを受け取る人間心理もリフレインに特別な感受性を示す。この宇宙を表現する物理、音楽、哲学、生物の分野から美しい数的表現を採集し美術と音楽にしました。 数理をそのままイメージとサウンドにした数学ドキュメンタリー。霧島の森の中に住みながら自然を忠実に描く数式で表現しています。作品は抽象的ですがその意味では写実的な側面もあります。 メール:artnaonao@gmail.com
2016年6月22日水曜日
2016年4月23日土曜日
最近の制作
昨年末から最近にかけて技術面で大きな進展があった。
このバージョンアップをこれまでの平面作品に適用して蘇らせる作業をしてます。
この10年くらいの作品は全てプログラムだけで作らている。
また保存の面ではこれを保存すれば全てをフロッピーに入れてもまだ余裕がある。
プログラムの内容にアルゴリズムはほとんど無くてほぼ数式なのでプログラムというよりは楽譜に近い。
映像も平面も四元音楽も楽譜で作られている。
この最新バージョンに近いものがだまし絵王エッシャーの挑戦状展のカタログに掲載されてます。
この最新バージョンに近いものがだまし絵王エッシャーの挑戦状展のカタログに掲載されてます。
2016年4月17日日曜日
熊本大地震から転じて
人間の家 熊本市現代美術館は独特なムードのある美術館だ。
ドラマの生まれる予感のする。
常に何かが生きている。
どんな人でも不思議と明るく柔らかな面立ちに見えてしまう魔法がある。
ドラマの生まれる予感のする。
常に何かが生きている。
どんな人でも不思議と明るく柔らかな面立ちに見えてしまう魔法がある。
2016年4月12日火曜日
2016年3月18日金曜日
「だまし絵王 エッシャーの挑戦状」展
仕上げ作業の最中です。
1日に600コマのペースで映像作品の元となる画像が計算されています。
今のテーマは2008年に舞台美術のゲネプロの中休みに偶然入った隣の図書館で発見した
数式が基礎になっています。
この数式は特別な力を持っていて
以後はどの登山口から登ってもこの山の頂に出てしまう事が続いてます。
これが現在まで少しずつ改良を加えられて表現力を増やしてきました。
この移り変わりも見られるようにします。
展覧会の詳細が熊本市現代美術館のページでご覧になれます。
ポスター、チラシも最寄りの美術館、ギャラリー等で。
「だまし絵王 エッシャーの挑戦状」展
http://www.camk.or.jp/event/exhibition/escher/
アーティストトークを4/9土曜日の14時より行います。
自身の製作活動を数学やエッシャーと絡めながらご紹介します。
1日に600コマのペースで映像作品の元となる画像が計算されています。
今のテーマは2008年に舞台美術のゲネプロの中休みに偶然入った隣の図書館で発見した
数式が基礎になっています。
この数式は特別な力を持っていて
以後はどの登山口から登ってもこの山の頂に出てしまう事が続いてます。
これが現在まで少しずつ改良を加えられて表現力を増やしてきました。
この移り変わりも見られるようにします。
展覧会の詳細が熊本市現代美術館のページでご覧になれます。
ポスター、チラシも最寄りの美術館、ギャラリー等で。
「だまし絵王 エッシャーの挑戦状」展
http://www.camk.or.jp/event/exhibition/escher/
アーティストトークを4/9土曜日の14時より行います。
自身の製作活動を数学やエッシャーと絡めながらご紹介します。
2016年2月11日木曜日
次回 新作発表予定 だまし絵王エッシャーの挑戦状
次回 新作発表予定
だまし絵王エッシャーの挑戦状
■会期:2016 年 4 月 9 日(土)~6 月 12 日(日)
■会場:熊本市現代美術館
エッシャーの作品約80点とその指向、関心の重なる古今の作家の作品が紹介されます。
4/9にアーティストトークを予定します。
作品名 「メタモルフォーゼ アルハンブラ」
星、雲、海の揺らめきに包まれる空間。
それらを形作る力学が立体サウンドとなります。
またそれが振動の響きとして感じられる祝祭空間を作ります。
4年前にアルハンブラ宮殿を訪れた時に天井に宇宙の星々、床に水の文様に満たされた空間を見て現代のアルハンブラを作ってみたいと思いました。
今回、無限に続くフラクタル文様でこれに挑戦します。
またエッシャーはアルハンブラの幾何学文様に深い影響を受けたとされオマージュを込めております。
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早川直己の美術
映像空間2020
リフレインの多重奏。言語を超えた世界に誘います。 https://youtu.be/E_cFrztAxF4
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周囲の森で集めた薪で今冬も暖まった。 年末には薪運びの最中に湿った薪から破れた軍手の中へとツツガムシに侵入され高熱がでた。 でも夜に火を眺めて過ごすのは本能だからかやめられない。 油絵でいうところの厚塗りの立体感をだすフラクタル。宇宙の音楽 空 単純なアルゴリズムながら多様な...
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作業環境を変えて表現した。 多様さと精細さは両立が難しい。 カオスが勝ると調和が崩れる。 音楽の雲 https://youtu.be/xIKiDfyBHnE 音楽の星 https://youtu.be/ZuxMs-8Cw9s