はやかわ なおき
早川 直己
1978 生まれ 京都府
2000 広島大学理学部物理学科卒業
テーマ
宇宙の数理の芸術表現。
時空が揺らぐ時に漂う香りのようなもの。
自然界の音楽的なあり様を感覚化します。
線と点で出来たフラクタルがゆらぐ事で浮かび上がらせています。
宇宙、音楽論に現れる美しく中心的役割の数式を採集し独自に関係付けました。
計算過程で変化する数値を明度、音量等に変換するだけでどこまで美術、音楽表現が出来るのか。
この結果として得られる立体感と音は自然なようで異質な空間を持つと考えます。
それは偶然に美しい結果が得られるまで無数に実験を繰り返して得た写実表現だからです。
カオスには予測ができないという性質があります。
現実を描こうとはしていないから現実とは微妙に異なるもう一つの数学世界を描く事になる。
こうして描かれる世界の神話を映像と音楽で再現します。
それは多次元のリフレインとして感覚に訴えます。
フラクタルの繰り返し、メロディー、ビート、振動、鏡面など繰り返しの洪水が作品となります。
個展
2003『数学美術』 小野画廊2 東京2005『数学美術L1L0L1L0』 小野画廊 東京
2009『ピタゴラス礼拝堂』 グランプリ個展 三菱地所アルティアム
2010『音楽から生まれた銀河 』都城市総合文化ホール
2011『ピタゴラス礼拝堂2』 宮崎県立美術館 彫刻室
2014『フラクタル交響曲』 宮崎県立美術館アートシアター
主なグループ展など
2004 5th SICF スパイラル
2004 芸術祭フラクタス展4ディレクター 宮崎県立総合博物館 民家園
2007 8th SICF スパイラル
2008 みやざき音楽ウィーク 舞台美術 宮崎市民文化ホール
2009『For Rent For Talent!5』グループ展 三菱地所アルティアム
2010 都城市総合文化ホール建物へ映像の投影 都城市総合文化ホール
2016 だまし絵王エッシャーの挑戦状 熊本市現代美術館
2017 メッセージ2017南九州の現代作家展 都城市立美術館
受賞
2009 For Rent For Talent!5 グランプリ
2012 TDW2012「伊藤若冲 感性インスパイア作品展」国際コンペティション ノミネート
生い立ち
原体験期は野山で虫を探しました。
少しずつ様子を変える自然の中をリロリロリロと虫の現れる予感を感じながら。
そのリズムを美術にするため物理学を専攻し現在は数式を採取してます。
数学は宇宙を表現し更に繋がる為の言語です。
そして歴史的に様々な宗教空間で祝祭の演出に用いられてきました。
自然界の揺らぎのリズムを数学で編み出して美術空間を作ります。
これまでに大きく空間を使った映像インスタレーションや舞台美術に生かしてきました。
計算過程の反復、フラクタルの反復、リズムの反復 これらのリフレイン効果が現れる様に空間を作ります。
音楽と数学による美術
美しく響きあう音と音
宇宙の運動
宇宙の音楽を数理モデルに表現しました。
この計算結果を映像 音楽 平面による美術表現に出力し空想の世界を設えます。
主な発信歴
アーティストトーク 都城市立美術館 17年10月
アーティストトーク 熊本市現代美術館 16年4月
ギャラリートーク 池内務氏との対談 三菱地所アルティアム 09年11月
いっちゃがテレビ NHK宮崎 09年11月
サンデーラジオ大学 MRTラジオ 10年1月
ひと 宮崎日日新聞 09年9月
研究発表 数学セミナー宮崎大工学部 11年3月
ズーム MRTニュースネクスト 11年10月
職業講話 宮崎県立都城泉ヶ丘高等学校 12年
宇宙の運動
宇宙の音楽を数理モデルに表現しました。
この計算結果を映像 音楽 平面による美術表現に出力し空想の世界を設えます。
ギャラリートーク
映像や音楽を用いての美術、音楽、自然、歴史の関係の体感。主な発信歴
アーティストトーク 都城市立美術館 17年10月
アーティストトーク 熊本市現代美術館 16年4月
ギャラリートーク 池内務氏との対談 三菱地所アルティアム 09年11月
いっちゃがテレビ NHK宮崎 09年11月
サンデーラジオ大学 MRTラジオ 10年1月
ひと 宮崎日日新聞 09年9月
研究発表 数学セミナー宮崎大工学部 11年3月
ズーム MRTニュースネクスト 11年10月
職業講話 宮崎県立都城泉ヶ丘高等学校 12年
美の鼓動 ドキュメンタリー番組 22年